特集:
2008/05/18 日記<年金保険>
年金保険
年金保険(ねんきんほけん)とは、私的年金の一つで保険の仕組みを使い、保険料の拠出が前提となっている年金制度。
先進国の年金はほとんどが保険料の拠出を前提とする制度を採用しており、財源を税のみで給付する制度は被害者補償の年金など対象者が狭く限定される。
公的な社会保険の場合、医療保険・労災保険・雇用保険・介護保険と並べて論じられる場合が多い。
公的年金との違い
「年金保険」は私的年金に分類される中の個人年金と呼ばれるものであり、公的年金では社会保障制度の一種として、主に政府が運営するが、年金保険はそのような事は無い。公的年金の受給事由は、老齢・障害・遺族の三種類がある。財源は基本的に保険料であるが、税が投入されることもある。
例えば、国民年金の老齢基礎年金には保険料の3分の1を国が負担しており、2009年度までに2分の1へと引き上げがなされることになっている。
一方、私的年金である「年金保険」にはこの様な税の投入は無い。
民間年金保険
民間金融機関が運営する。保険料の運用リスクが公的年金よりも高い。「個人年金保険」ともいう。年金の受け取り方には、主に以下がある。
定額年金保険
契約した段階で、将来受け取る年金額が確定するもの。契約時の予定利率に保険の受取額が大きく左右されるため、1990年代後半〜2000年代のようにそれが低い段階での契約は一般的に損とされる。また、インフレーションなどへの対応がしにくいといった問題もある。終身保険や養老保険など、貯蓄型生命保険は多くの保険会社において、満期時ないしは支払い終了時に、定額年金へ切り替える事が出来るようになっている。
変額年金保険(投資型年金)
1990年代に現れた個人年金保険で、投資信託の制度を取り入れたものである。基本的に契約者が保険の運用に対する指示を行い、その成果に基づいて年金額が決定する。元本の保証は基本的になされないため、責任#自己責任|自己責任に基づく年金制度といえる。ただし納付額の100〜110%等、年金原資の最低保証を定めたタイプも生まれてきている。また被保険者が死亡した場合は、最低でも納付金額分の死亡保険金が支払われる。現在定期的な収入があるような立場の利用者としては月払い・年払いといった分割払い(積立型、平準払い型などともいう)の方が利便性が高いと言え、米国ではそのような分割払いの商品が多いが、日本の場合は多くの金融機関で退職金を運用するような層を主要顧客として想定しているため、一時金を一括して納めて運用する一時払い型の商品が圧倒的に多い。
関連項目
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